近年は携帯各社におけるキャリア決済が充実してきており、以前は通信料金と一緒に物品の購入費用を支払うようにできるサービスは夢の様でもありました。ところがキャリアの契約では月々の支払いをしっかり行うという名目で利用することができる信用契約にもなっているため、クレジットカードと似た信用取引を実現できる経緯が存在します。
当然、月額の費用を未払いだったり滞納した場合には、携帯を利用できない制裁を受ける形になるため、必ず利用者は決済を滞りなく済まします。
ドコモが扱っているキャリア決済サービス
大手のキャリアにはauの他に、老舗のドコモが存在し、ドコモもこうしたキャリア決済のサービスを扱っています。
それはドコモケータイ払いとも呼ばれ、これは物品の購入やサービスの利用料をドコモケータイ払いではその月額の通信料金と一緒に払うことができるとするサービスです。ドコモケータイ払いではドコモ口座を持っているのが一般的で、そこから引き落としをする形で決済を行います。
仮に決済方法にドコモケータイ払いを選択して、物品の購入やサービスを受けた場合、後の月でドコモ口座よりその分も月額通信料とまとめて一括で支払いを行うことができるようになります。現金の持ち合わせが存在しない場合には、活用できる優れたサービスです。
ドコモが提供しているdカードプリペイド
一方、ドコモのサービスには、近年のキャッシュレス化の実現の取り組みの中でdカードプリペイドを発行しています。これは俗にいうd払いとも呼ばれており、ドコモケータイ払いとの大きな違いはドコモ口座を持つことなしに利用できるのがdカードプリペイドの魅力です。
例えばドコモでないauユーザーでもソフトバンクユーザーでも誰もがそのdカードプリペイドのアカウントを持つことができ、そこにチャージを行うことでキャッシュレス決済に利用することができるサービスを実現しています。もっとも電子決済カードを保有することができたり、スマートフォンから専用サイトにアクセスすることで利用することも可能です。
利用にあたっては、それを扱っている店の店頭で提示を行えば、その支払いと共にポイントを貯める機能を持っているのが特徴的です。年々、扱っている店舗も拡大しており、キャッシュレス決済の動きの中で誕生したサービスとなります。
もちろん貯まったポイントを各種、支払いに活用することもできるため、ドコモユーザーでなくてもポイント利用に焦点を当てた方は使うことができます。なおドコモケータイ払い（キャリア決済）を行うとdポイントを貯めやすくなるのは事実で、その貯まったポイントをdカードプリペイドにチャージして利用する方法も可能です。
