ドコモやソフトバンク、auの携帯キャリアから決済ができるって知ってますか?
普通に街中で買い物をした時にその場で現金を支払うのではなくクレジットカードで決済をしたり、ネットショッピングをしたときも後でコンビニや銀行で現金を振り込みに行くのではなくクレジットカードで決済ができることはもはや周知のことでクレジットカードを持っている人はたくさんいらっしゃることでしょう。
それが携帯キャリアで決済ができるということなのです。でもそれって意味が解らないですよね。ドコモで決済?auで決済?ソフトバンクで決済?携帯を見せればいいの?お金はどこから出てくるの?商品を買ったお店にどうやって誰が支払うの?などと疑問がたくさん湧いてきます。
携帯キャリア決済は一言でいえば携帯電話の使用代金と一緒に支払うということです。クレジットカードは決済をすることでクレジットカード会社が先に立て替えて支払ってくれるので、そのお金を後日クレジットカード会社に返すという仕組みになっていますが、携帯キャリア決済は携帯キャリアが先に立て替えてくれるということです。
しかしそれだけではありません。世間一般に、後払いのクレジットカードとは違って先にチャージをしてそこから支払うプリペイドカードがあるように、携帯キャリア決済にも先にチャージをしてそこから決済するというものもあるのです。
ではドコモとau,、ソフトバンクのそれぞれについて携帯キャリア決済がどのような仕組みになっているか説明させていただきましょう。
ドコモの携帯キャリア決済の仕組み
まずはドコモですが、クレジットカードのように後払いのものとチャージをするものとがあります。後払いに関してはドコモの回線を利用していてspモードかiモードで契約している人なら誰でも利用できる「ケータイ払い」があります。ネットショップなど約400店舗と提携していて支払いの場面で「ドコモケータイ払い」を選択し4ケタのパスワードを入れるだけで決済ができます。ネットショッピングではクレジットカードで決済をするとカード番号や名義、カードの有効期限などを入力する必要がありますが、ケータイ不払いを使うとパスワードを入力するだけなので簡単です。利用料金は毎月の携帯代と一緒に請求が来て支払うことで完了です。1カ月の利用限度額は1万円、3万円、5万円のうち、契約状況、利用状況支払い状況になどに応じてドコモが設定してくれるので個々によって変わってきます。そしてリセット日は毎月1日となっています。
ドコモにはもうひとつ、「dケータイ払い+」というサービスもあります。それはドコモの回線を使っていない人でもdアカウントを持っていれば利用することができます。持っている携帯電話がauでもソフトバンクでも関係なく、ドコモ回線でケータイ払いが使えないspモードかiモード以外の人でも使えるのです。でもdアカウントって?どのように取得すればいいのかな?とわからないとき、ドコモの端末を持っていれば「設定」から「ドコモのサービス」か「クラウド」を選ぶと「dアカウント設定」が出てきます。ドコモの端末ではない場合はGoogleplayストアから「dアカウント設定」アプリをダウンロードして起動することで設定できます。このようにしてdアカウントの設定ができれば提携しているネットショップでの買い物で利用することができ、しかも100円ごとにdポイントがたまっていきます。たまったdポイントは1ポイント1円として代金の代わりに支払うこともできます。「dケータイ払い+」で携帯キャリア決済をした場合はドコモの携帯電話の人は電話だ糸一緒に支払うか、クレジットカードを使ってドコモに支払います。ドコモ以外の場合は手持ちのクレジットカードで支払います。
「ドコモのケータイ払い」とdケータイ払い+」の説明をしましたがこの2つはクレジットカードのようにドコモが立て替えてくれて後で返すというものでしたが、ドコモのFOMAかXIを契約している人は携帯電話内に「ドコモ口座」を開設して入金したり送金したりすることができます。ドコモ口座アプリをインストールし4ケタのぱすわーどを入力するだけで開設できます。プリペイドVISAカードが発行されるのでVISAマークのある店舗でクレジットカードのように利用できます。ドコモ口座に入金した範囲内で支払うことになるので使いすぎを防げて安心です。入金ができていない場合最大限度額2万円までならドコモが立て替えてくれるので翌月の電話代と一緒に支払えばいいのです。またドコモ口座の魅力のひとつとして、ドコモ口座を持っている人同士なら相手の電話番号を入力するだけで相手に送金ができるというサービスもあります。遠いところに住んでいる家族や友人にお金を払いたい時でもわざわざ郵便局や銀行に振込に出向くこともしなくていいので便利でしょう。ドコモにはこんな携帯キャリア決済サービスがあるのです。
auの携帯キャリア決済の仕組み
次にauですが、auには「auかんたん決済」というネーミングの携帯キャリア決済サービスがあります。auのスマートフォンやパソコンで購入した商品やコンテンツの代金をその時に支払わなくても毎月の通信代金と一緒に支払うことができるサービスです。利用の仕方も簡単、「お支払い方法」で「auかんたん決済」を選んで暗証番号を入力するだけです。auかんたん決済を利用できるのはauと契約している人です。携帯電話、au光、auひかりちゅら、スマートテレビボックスのいずれかを契約をしていれば利用できます。毎月の利用限度額は、12歳以下なら1500円、13歳から19歳までは10000円、20歳以上なら10000円から100000円までの範囲でauが設定します。利用の締め日は毎月月末でリセット日は毎月1日午前0時となっています。auかんたん決済を利用すると電話料金でauポイントが1000円ごとに10ポイントたまるようにポイントがたまっていきます。
auにもクレジットカードとプリペイドカードがあって、それらのカードを使うともっとお得にポイントを貯めることができるんです。プリぺードカードなら200円で1ポイント、クレジットカードならその倍の2ポイントがついてきます。貯まったポイントはau料金の支払いに使ったり、核種商品やコンテンツの購入に使うことができます。提携している他社ポイントに交換することもできます。プリペイドカードやクレジットカードがあればスーパーやコンビニ、飲食店ネットスーパーなどどこでも使えるので便利ですね。プリペイドカードは発行手数料も年会費も無料、クレジットカードも一般のカードなら年会費が無料で新規入会と利用で最大10000円分のポイントがもらえるキャンペーンもあるので、お得ですが、プリペイドカードはKDDIの個人契約者のみ、クレジットカードもauの携帯電話、auひかり、auひかりちゅらの個人契約の方が対象となっています。
ソフトバンクの携帯キャリア決済の仕組み
最後にソフトバンクです。ソフトバンクには「ソフトバンクまとめて支払い」という形態キャリア決済サービスがあります。携帯電話の利用料金と一緒に購入した商品代金を支払うことができるサービスです。「ソフトバンクまとめて支払い」を利用するにあたっての申込実は不要で、月額料金も発生しないので何も買わない月は電話料金のみの請求となります。毎月の利用の限度額はauトオナジデ使用すr人の年齢によって決まっていて満12歳未満は最大2000円まで、13歳から20歳未満は最大20000円まで、満20歳以上は最大100000円となっていますが個々によって設定が変わる場合もあります。毎月の料金の支払い日は3通りあり、毎月付末に請求があり翌月26日に支払う場合は毎月1日から月末までの利用額が対象でリセット日は1日です。毎月11日から翌月10日までの利用金額で請求がある場合はリセット日は毎月11日で支払いが翌々月の6日になります。それともう一つ毎月21日から翌月の20日までの利用で毎月21日二リセット日がある場合は翌々月の16日が支払い日となります。
「ソフトバンクまとめてお支払い」はどのように使うのでしょうか。ドコモやauは支払い方法のところで「ドコモケータイ決済」や「auかんたん決済」を選ぶのですが、ソフトバンクのスマホで買い物をした場合は注文手続きでいったん「MY SOFTBANK」にログインをし、そこでお支払い内容を確認し「同意規約に同意し購入する」をタップすることでソフトバンクに立て替えてもらって支払い完了となります。スマホ内でゲームや買い物をするときいつも同じパターンで決済ができます。それからauやドコモのようにポイントはたまるのかと気になるところですが、2017年6月分より形態の通信料や毎月のお買い物でTポイントがたまるようになりました。ソフトバンクにもプリペイドカードができてチャージをしていろいろなお店で利用をすることでTポイントがたまります。クレジット機能を付けることもでき自動的にチャージができるのでその都度チャージをするのが面倒な人にはとても便利なカードです。使った分は後日まとめて支払うことで完了します。子の機能を使うとポイントが2倍たまるのでとてもお得です。
携帯キャリア別の決済についてまとめ
限度額は各キャリアによって違いますが、未成年が使う場合限度額は少なく設定されているにしても毎月1000円や2000円の利用があると結構な出費になってしまうのでその点だけは親が管理をしていく必要があるようです。
それにしても携帯キャリア決済というサービスができることによってクレジットカードを持ち歩かなくてもよくなったり、ポイントがたまったりして、簡単で便利にそしてお得に買い物も楽しむことができます。このように大手3社が携帯キャリア決済を行っているのですが、どの会社も有名で信用ができるので安心して携帯キャリア決済を使うことができます。