キャリア決済にはauかんたん決済やソフトバンクまとめて支払い、d払いなど色々な種類があります。そしていずれも、利用限度額が設定されているので注意が必要です。では具体的にどこに注意すれば良いのかを確認してみましょう。
利用限度額を超えたら使用できない
キャリア決済の月ごとの利用限度額は、未成年の場合は年齢に合わせて細かく設定されていますが、成人だと基本的に10万円です。特にauかんたん決済とソフトバンクまとめて支払いは、20歳以上になるとそれだけで利用限度額は10万円になります。d払いのみが少し特殊で、契約してから3ヶ月までが1万円で24ヶ月以内だと5万円、25ヶ月以降から10万円へと引き上げられます。
そして原則として、その利用限度額を超えた買い物には使用することができません。定価が10万円よりも高いものは他の支払い方法を選ばなければならず、分割払いにも対応していません。商品券、金券を購入するのであれば限度額以内に収める必要があります。もし利用限度額のことを考えずにそれ以上のものを購入しようとした場合、いざ購入しようというタイミングでキャリア決済が使用できないということになりかねないので、商品券、金券を購入する際にはオーバーしないか確認することが大切です。
あらかじめ設定することも大切
キャリア決済は基本的にあと払いのシステムで、携帯電話料金と一緒に請求される形です。そしてその請求時に支払いができないほど高額な数字に膨れ上がらないようにできるのが、利用限度額の仕組みです。またその利用限度額は最初から上限いっぱいの10万円というわけではなく、低めに設定されていることがあります。そのため利用限度額を10万円に引き上げるためには、設定の変更を行わなければなりません。基本的にはどのキャリアであっても、インターネットから個人のページに移行して、数字を変更させるだけで済みます。
その利用限度額はあと払いのリスクを避けるために、下げることも可能です。そうすると無駄遣いをしにくくできます。ただもし継続的な支払いにキャリア決済を利用していて、利用限度額によって支払いができなかったら、そのサービスが利用できなくなったり解約されてしまったりすることもあるので注意が必要です。商品券、金券を購入する場合は、都度払いになるので特に問題はないでしょう。
キャリア決済はあらかじめお金を用意しておく必要がないので、商品券、金券を購入する際にも便利です。ただ利用限度額のことを考えていないと、利用できないということになりかねません。そのため設定も含めてしっかり確認しておきましょう。