携帯キャリア決済というのは現金化のために用いることができる有用な手段ではありますが、やはり避けるべきサイトというものは存在します。お金に関わることですから、中には悪徳業者も存在しており、不当に多く儲けようとするサイト、今すぐに現金が欲しいと思っている利用者の足元をみて付けこんで来るようなサイトも一定数存在しています。そういうサイトに引っ掛からないようにすることが重要です。
避けるべき携帯キャリア決済現金化サイト
避けるべき携帯キャリア決済サイトで、最も分かりやすいものは換金率の低いサイトです。そもそも現金化というのは現金を手にするために行うもので、その換金率が低いというのは話になりません。ただし、商品が異なれば数字も異なってくるのは当然ですが、このような現金化サイトの場合、そもそも自分で自由に商品を持ち込むということよりも、サイトが指定する商品を携帯キャリア決済で購入してそれを持ち込むというケースが多いでしょうから、個々の商品に注目するよりも、そのサイトとしての換金率に注目することが可能です。
これは、どれくらいの数字であれば高いのか、あるいは低いのかということを明確に線引きするのは難しいですが、95%程度もあればまずまず十分に高いということができるでしょう。一方で80%もないようであればそれは何かおかしいです。JCBギフトカードや全国百貨店共通商品券のような換金性の高い商品の場合、それを買い取ったお店としては、限りなく100%に近い金額で再販売することができるはずです。98%とか98.5%などといった金額でこれらのギフトカードや商品券が販売されているのは珍しいことではありません。となると、必然的に適切な買取額、お店側にとっての仕入れ値というものが決まってくるはずです。そこからあまりにも外れたものはぼったくりと言われても仕方がないでしょう。
換金率について
換金率の点で言えば、率そのものは低いようには見えなくても、他の部分で不当に差し引かれるようなことがないかどうかを確認しておくことも重要です。換金した現金を現金書留で郵送してもらう場合や、銀行振込してもらう場合に、郵便料金や振込料金が別途差し引かれるのは仕方がないでしょう。しかし、何に使われるのか良く分からない手数料や経費などの名目で差し引かれることがないかを注意しておくことは重要です。そもそもお店側の取り分というか手数がかかるための費用というのは、仕入れ値と販売価格の差でもって充当するのが商売においての当たり前の話で、それを別途利用者に負担させるというのはおかしな話であると認識しなければなりません。
換金率とか手数料において不当に多く儲けようとするのはまだ可愛らしいほうの部類であって、中には携帯キャリア決済の仕組みを悪用してより大胆なことを企む業者もいますのでより注意が必要です。本当の悪徳業者というのはそういう業者のことを指すものでしょう。
例えば、携帯キャリア決済にはパスワードが必要です。必要ですというか、パスワードさえあれば決済ができてしまいます。ネット上で決済ができることを悪用して、何とかしてこのパスワードを得ようとする業者さえ存在します。常套句の一つが、換金の手続きをスムーズに行うために必要だなどという、もっともらしい理由です。こんな言葉に騙されてはいけません。換金する業者は、換金して欲しいと言って持ち込まれたものを淡々と換金してくれればそれで良いのです。換金のための品物の購入について感知頂く立場にはないはずで、その購入に用いるパスワードなど必要になるはずがないのです。落ち着いて物事を考えれば当然のロジックなのですが、今すぐ現金が欲しいと焦っている人にはこういうことさえ見えなくなって、騙されることがあります。
ところで、換金率にせよその他の内容にせよ、問題のあるサイトかどうか、なかなかぱっとそのサイトを見ただけでは分からないということも多いでしょう。初めから何も書いていないようなサイトは論外とでも言うべきですが、書いてあったとしても条件付であるとか、その条件は別のページに行って細かい文字を読まないと分からないとか、あるいは読んだとしても普通の人には容易には理解できないようになっているものもあるからです。
まとめ
一つの方法としては、口コミを頼りにすることです。口コミというのは、多くの人が書き込んでいればいるほど全体としての信用性はアップするものです。初めて利用するサイトであっても、その口コミを別途確認することで比較的安心して利用することができます。