キャリア決済は大人だけでなく、子供でも利用することは可能です。ただ、保護者に無断で高額支払いをするケースもあり不安を感じる親御さんもいることでしょう。少しでも安全に使いたい、そんな時にはauかんたん決済がおすすめと言えます。
子供のキャリア決済トラブルに注意
auかんたん決済やd払い、ソフトバンクまとめて支払いなど、これらはいわゆるキャリア決済と呼ばれ、キャッシュレスで簡単に支払いを行うことが可能です。利用料金は毎月の通信費用とまとめて支払うことができ、保護者も子供の利用料金を把握しやすいでしょう。しかし、子供が自由にキャリア決済を利用できることで、勝手に高額支払いをしてしまうトラブルも起きています。基本的に利用できる上限額はクレジットカードほど高くないとはいえ、突然、保護者に万単位の請求がきて驚いたというケースもあるのです。
ただ、あと払いができるのは便利であることには違いありません。大人が商品券、金券などを購入する際に利用されることもありますし、これからはキャッシュレスの時代ですので、子供の内から適切な使い方を学ばせておくのも教育の一環と言えるかもしれません。とはいえ子供の支払い問題は保護者に影響を及ぼす以上、無理な使い方にならないよう対策を練ることが大切です。
初期設定の上限額が低いauかんたん決済
子供がキャリア決済を利用するにあたり、保護者が適切な上限額へと設定しておくことが大切です。ただ、キャリア決済に詳しい大人ばかりではありません。あと払いができることを知らなかったり、設定方法が分からなかったりすることもあるでしょう。
しかし、設定をせずにいた場合のトラブルを防止するため、通信会社側でも安全面の観点から利用可能な上限額を設定しているのです。そして中でも初期設定の限度額が低いのがauかんたん決済です。13歳未満の場合は、毎月1500円に上限が設定されており、保護者の知らないところで高額支払いを行う心配がありません。ちなみにソフトバンクまとめて支払いの場合、12歳未満ですと上限が2000円、d払いについては未成年の利用限度額は1万円です。これらと比べてもauかんたん決済は限度額が低めの設定であり、初期設定のままでも安全性が担保されていますし、高額支払いトラブルも防ぎやすいと言えます。
成人をしている者でもキャリア決済を使い過ぎてしまうトラブルがある中、お金の管理がまだ上手ではない子供が高額支払いを行ってしまうのも無理はありません。突然の高額請求に困らないためにも、保護者が安全に使えるよう注意を払ってあげることが大切です。大人が商品券、金券などを購入する際にも、計画的にキャリア決済を活用するようにしましょう。