最近は未成年の学生でもスマートフォンを持っていることは多いです。
さらに街中ではキャッシュレス支払いの占める割合も増えてきていますので、学生でも支払い方法としてキャッシュレスは確保しておきたいところです。
とは言ってもクレジットカードは未成年、特に高校生以下では作れません。
そこで注目されているのがスマートフォンを利用したキャリア決済の1つ、ドコモケータイ払いです。
上限はあるけど未成年でも使えるドコモケータイ払い(キャリア決済)
毎月の携帯電話代の支払いと一緒に、買い物やサービスの代金を請求してくれる後払い方式です。
しかし、これだと原理がクレジットと一緒なので、未成年は利用できないと思いがちです。
実はドコモケータイ払いは、未成年だからと言って全く使えないということはありません。
しかし、支払い能力を考えて上限が成人よりも低く設定されています。
キャリア決済は毎月上限が1万円までとなっていて、この上限は年齢が成人に達するまでは変更できません。
そのため、最大でも1万円までの決済にしか使えません。
ドコモケータイ払いは、適切な使い方を重要視しているので、子供が知らない間に高額な支払いにならないように配慮しています。
未成年でもチャージ額次第でクレジット感覚で使えるdカードプリペイド
一方でdカードプリペイドは前払いですので、チャージする金額によって使える幅も変わってきます。まず、dカードプリペイドを作るための条件で、中学生以上であることが必須です。
購入時に未成年の場合は身分証の提示を求められる可能性もあります。
次に実際に使うための条件ですが、チャージをすればその金額分は使えますので、特に未成年だからと言って使い方に変更はありません。
そのため、クレジットカードが作れない年齢であれば活躍する場面も多くなります。
前払いなので、ある程度の金額までしか入れられませんので、使いすぎ防止にもなりますし計画的に考えて使う練習にもなります。
ドコモケータイ払い(キャリア決済)もdカードプリペイドも支払いの請求先はドコモ口座
ネット上のバーチャル口座ですので、ドコモ口座はドコモケータイ払いやdカードプリペイドを作った方なら持っていたほうが便利です。
このドコモ口座を使って送金などを行うときには、親権者の同意書が必要になったり、窓口で手続きを求められるケースもあります。
これは本人の意向であるかや、トラブルに巻き込まれないための予防策でもあります。
そのため、使い道がはっきりとしていて問題にならない時にはスムーズに進みますので心配不要です。
ただ、未成年だとドコモ口座を作るのに手間がかかるので、他の自分名義の口座を支払い先として設定する方法も頭に入れておくと安心です。